タイムスケジュール
8:15
出勤
8:30
ラジオ体操・朝礼
8:45
溶接検査
12:15
昼食
13:00
加工品寸法測定
15:30
成績書作成
17:10
退社

Q. 入社を決めたポイントは?

日本の産業を支えるような業種で仕事をしたいと考えていたところ、この会社を見つけました。
クレーンは汎用的な製造機械の為、工場の規模の大小に関わらず設置されていることが多く、更に工場だけでなくごみ処理場などの官公庁に関わる施設にもクレーンは設置されており様々な産業を支えている点に魅力を感じていました。
またクレーンメーカとして創業80有余年と歴史も長い上、お客様との取引が長年行われており、業界に名を知られているという点にも魅力を感じ入社したいと思いました。

Q. 仕事内容、担当業務を教えてください。

クレーンの工程内及び完成検査
購入品に対してメーカ成績書や現品を確認します。
製缶時の溶接の外観や寸法を確認します。
組立時の寸法測定や塗装外観や膜厚(塗装の厚み)を測定します。
完成時、試運転を行い異音等の不具合が発生しないか確認します。
お客様の立会検査の対応
お客様に検査内容や測定記録を説明し、実際にお客様の目の前で測定することで製品に対して安心をして頂く為の対応をしています。

特殊な案件に対しては、お客様の要求に適合するように製作前の段階から協力業者の方と打合せを行います。

Q. 仕事の面白さ、やりがいを教えてください。

作業内容自体は案件毎に大きく変わる事はない為、ルーティンになっていますがその繰り返しの中で作業に対する工夫や熟練度の向上により、作業の効率が以前よりも上がっているのを実感できることは面白みに繋がっています。
またクレーンは故障等が発生すると、お客様の工場等の操業が制限される程重要な機械となっています。その重要なクレーンの品質を守ることは各産業の支えになると考える為、やりがいを感じます。他にも特殊な案件に関わる際は、必要とされる知識の分野が普段と異なる場合があり、その場合知識のインプットとアウトプットの間が短く、自己の向上にも役立つ為やりがいを感じます。

Q. これまでに苦労したことはなんですか?

私がこの部署に配属されて数カ月経った頃に関わった案件が特殊な案件で苦労しました。私が関わる数年前から準備されてきた案件で、その間に弊社担当者も変更が幾度かあったようです。
部長の補佐という形で、過去の資料の把握や資料の作成を行いましたが、製作段階の部品や製品の管理状況に関してはほとんど1人で確認していました。しかし1人でカバーできない所に関しては同僚や上司だけでなく、他部署の関係者などにも意見を伺ったり、手伝って頂きながらその案件を進めていきました。
そして最終的にお客様の立会検査が無事に完了した時はとても大きな達成感を覚えました。

Q. 豊国昭和起重機製作所の好きなところ、魅力を教えてください。

弊社は中小企業の為、関係者との距離が近く、疑問点等を聞きやすいのではないかと思います。特殊な案件の際、担当者に部長職の方が多くいましたが配属数カ月の私の質問や意見を聞いて頂き、真剣に回答をして頂きました。特に工場勤務に関しては、残業が少ないように感じます。その為、勉強など自分に使える時間が多くあります。
また工場に関しては、ここ数年でトイレの改修や構内のアスファルトの敷設等働きやすい環境に改良されていっています。

Q. OFFは何をして過ごしていますか?

長い休日には友人らと温泉旅行に行くことがあります。その時は観光したり、深夜までゲームしたりと学生のような休日を過ごす事が多いです。
また最近はあまり人と会えなくなったので、自転車で遠くまで出かけたり、家の近所を散歩することがあります。途中でおいしそうなラーメン屋などを見つけるとフラッと立ち寄ってしまいますので、消費カロリーより摂取カロリーの方が上回る事がしばしばあります。
写真は自転車で京都まで出かけた時に撮影したものです。

Q. 就活生へメッセージをお願いします。

就活に関しては、私自身苦労している為あまり大層なことは言えませんが、無理しない程度に頑張って下さい。体調が悪くなったら休んで、壁にぶつかったら色んな人に相談して下さい。
私の場合は大学の就職支援課やハローワークで、エントリーシートや面接について相談を受けて頂きました。また就活の段階で自分の適正にあった職種をみつけ、その条件を安易に広げすぎない方が良いと思います。それによって入社後のミスマッチを防ぐことができると思いますし、社会人になってからもそれが皆さんの軸になってくれるはずです。

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